OMTSで調べた結果、現在、一般社団法人日本音楽著作権協会（以下JASRAC）は、BGMの利用に関し、福祉、

医療もしくは教育機関での利用については、当分の間、使用料を免除しているとのことです。音楽療法セッションで使用する楽曲に対しても、当分の間、著作権料の管理を留保するとのことです。（日本音楽療法学会HPより）

　しかし、平素のセッションルーム外で発表会・音楽会等を行う場合、セッション現場等を録音・録画したものを

複製する場合、イベント等でプログラムに歌詞を載せて配布する場合等は、著作権料の支払いが発生します。

（JASRAC webサイトより）

　私たちも注意が必要です。課題は「当分の間」とは、どの位の期間なのか不明なことです。OMTSでは随時情報の収集を行っていく予定です。

　情報の更新にご注意ください。

 

 

著作権料の支払いが発生する場合と金額について（JASRAC webサイトより抜粋）

                                       

• 平素のセッションルーム外で発表会や音楽会等を行う場合

• 発表会・音楽会・セッション現場等の録音したものを複製する場合

• 発表会・音楽会・セッション現場等の録画したものを複製する場合

• 楽譜や歌詞集等をコピーする場合（催物プログラム・フリーペーパー等の出版物、物品等の場合）

 

 

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• 平素のセッションルーム外で発表会や音楽会等を行う場合

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　　1. 公演1回ごとの使用料

　　　総入場料算定基準額（入場料×定員数×80%※）×5%＋消費税相当額

 　　2. 1曲1回5分までの使用料

　　　総入場料算定基準額（入場料×定員数×80%※）×0.5%＋消費税相当額

 

　　　※年間の包括的利用許諾契約を締結いただいた場合は50%

　　　　年間の包括的利用許諾契約とは・・・

　　　　（音楽教室の場合）１施設あたり受講料収入算定基準額の2.5/100の額とする。

 

　　開催されるイベントが、以下の1または2に該当する場合、JASRACへの手続きは不要となりますが、担当支

　部への連絡・確認が必要です。

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　　1. JASRACの管理作品を利用していない場合

　　　(1) 著作権の保護が消滅している作品（編曲や訳詩者の著作権保護期間内であれば手続きが必要）

　　　(2) JASRACに管理が委託されていない楽曲のみを使用する場合

　　2. 著作権法第38条1項の規定により、自由利用が認められる場合は、著作権の手続きは必要ありません。

　　　以下の(1)～(3)をすべて満たすとき

　　　(1) 営利を目的としない

　　　(2) 聴衆または観衆から料金（いずれの名義をもってするかを問わず）を受けない

　　　(3)出演者（実演家）に報酬が支払われない

　　　

　　　ただし、次に揚げる場合などは「自由利用が認められる場合」に該当せず、承諾の手続き、使用料の支払

　　いは必要となります。

　　　(1)　次の方が主催または共催などの形で催物を行っている場合

　　　　・営利法人

　　　　・営利を目的とする団体又は個人

　　　　・非営利であっても収益事業の中で利用する場合　　　　など

　　　(2) (1)に掲げた法人等が後援、協賛などの形で催物に関与している場合であっても、実態はそれらの法人

　　　　などが主体的に催物を行っているとき

　　　(3) 入場料（名目を問わない）があるとき、あるいは、会員の家族、友人などへの配布を目的とした整理

　　　　券を会員間などに有料で配布し、その整理券がなければ入場できないとき

　　　(4) 特定の商品や、プログラムなどを購入した方でなければ入場できないとき

　　　(5) 年会費などの会費を徴収し、それらの会費を納めた方でなければ入場できないとき

　　　(6) 出演者（実演家）に報酬が支払われるとき、あるいは、出演者（実演家）に交通費・宿泊費を超える

　　　　金銭、または常識的範囲を超える代金、もしくは物品が渡されるとき

　　　(7) (6)のような直接的な報酬が無い場合でも、当該実演家のCD、カセットテープなどの買取り、即売など

　　　　実演家の収益につながるようなサービスを条件に実演家（歌手・演奏者等）が出演するとき

 

　規定の詳細はJASRACホームページ「著作権法第35条第1項に関するガイドライン」をご覧ください。

 

 

• 発表会・音楽会・セッション現場等を録音し複たものを複製する場合（商用目的でない場合）

　　・49個以下　　400円×50/100×管理楽曲数＋消費税相当額

　　・50個以上　　8.1円×50/100×製造数×管理楽曲数＋消費税相当額　　　　　　　　　　

　　※小数点以下四捨五入　　　　

 

　詳細は、JASRAC録音課へお問い合わせください。

　　JASRAC録音課　TEL.03-3481-2169、E-MAIL. rokuon-edu@pop02.jasrac.or.jp

 

 

• 発表会・音楽会・セッション現場等を録画したものを複製する場合（商用目的でない場合）

　　以下の1.2.の著作権料がかかります。

　　1. 基本使用料（1曲につき）

　　　・内国作品/一部外国作品 　　1分単位800円×収録時間（秒単位切り上げ）

　　　・ほとんどの外国作品　　　　指し値（国内の音楽出版社等が指定した場合）

 

　　2. 複製使用料            

　　　・50個まで　1分単位220円×収録時間（秒単位切り上げ）

　　　・51個以上　1分単位4.4円×収録時間（秒単位切り上げ）×製造数

 

　　詳細は、JASRACビデオグラム課へお問い合わせください。

　　　JASRACビデオグラム課　TEL.03-3481-2172、E-MAIL. video@pop02.jasrac.or.jp

 

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• 楽譜や歌詞集等をコピーする場合（催物プログラム・フリーペーパー等の出版物、物品等の場合）

　　作品の件数は、歌詞・楽曲（楽譜）を別々に数えて合計した件数です。1曲の歌詞・楽譜の両方を使用する

　場合は2件となりますので、ご注意ください。

　　

　　　1件単価×JASRAC管理件数×消費税相当額＝出版使用料

　　　1件単価：100部まで　　1,600円

　　　　　　　  2500部まで　 1,950円

 

　（減額措置）教育機関（文部科学省が教育機関として定めるもの又はこれに準ずるもの）、非営利団体又は個人が、営利目的とせず、かつ、無償で出版物等を領布するときは、使用料が50/100に減額されます。（広告目的の利用または外国作品の利用を除く）。（使用料規程第4節　出版物等（出版物の備考）⑥）

 

　商用目的、外国作品の使用等の詳細については、JASRAC複製部出版課へお問い合わせください。

　　JASRAC複製部出版課　TEL.03-3481-2170、FAX.03-3481-2197

 

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　その他、著作権料についてお問い合わせ先が不明の場合は、JASRACインフォメーションデスクまで。

　TEL. 03-3481-2125（受付時間　土日祝除く月～金　9:00～17:00 ）